2025年 注目カーボンニュートラルイベント一覧
1. 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)
- 開催日:2025年4月13日~10月13日
- 場所:大阪市・夢洲
- 主催:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(政府・経済界・自治体)
- テーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン」
- 来場者数(目標):約2,800万人
- 参加費:入場券制(大人・子ども有料/一部無料枠あり/事前予約制予定)
- 主な来場者層:国内外の一般来場者、ビジネス関係者、研究者など
- 出展傾向:国際機関、政府・自治体、エネルギー・交通・環境企業など
編集部コメント:
万博は、脱炭素だけでなく、人類の未来社会そのものを多角的に描き出す機会となります。エネルギーやモビリティの展示は、カーボンニュートラルに向けた世界的潮流を体感できる場となるでしょう。特に企業パビリオンに注目する価値があります。
2. NEW環境展/地球温暖化防止展2025
- 開催日:2025年5月28日~30日
- 場所:東京ビッグサイト
- 主催:日報ビジネス株式会社
- 特徴:環境装置・リサイクル技術の総合展示会
- 来場者数:約10万人(過去実績)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主な来場者層:企業の環境担当者、プラント事業者、行政関係者、一般来場者
- 出展傾向:廃棄物処理・リサイクル・環境機器関連企業
編集部コメント:
環境保全分野における実用技術・サービスの展示が中心であり、特に製造業やインフラ企業にとって実務直結の情報が得られます。サステナブル経営の実装を検討している担当者にもおすすめできるイベントです。
3. ジャパン・エネルギー・サミット&エキシビション 2025
- 開催日:2025年6月18日~20日
- 場所:東京ビッグサイト
- 主催:DMGイベントコンファレンシーズ(東京ガス、JERA共催)
- 特徴:エネルギー政策・次世代技術を議論する国際会議+展示会
- 来場者数(参考):約3,000人(2024年実績)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主な来場者層:エネルギー業界幹部、政策担当者、投資家、研究者
- 出展傾向:ガス・石油会社、再エネ企業、デジタルソリューション企業など
編集部コメント:
エネルギー業界の政策立案者や経営層が集う場として、非常に実務的な情報交換が行われるイベントです。将来のエネルギーシステムや脱炭素戦略に関心がある方には、最新の議論を直接聴く貴重な機会となるでしょう。
4. SMART ENERGY WEEK【秋】(再生可能エネルギー総合展)
- 開催日:2025年9月17日~19日
- 場所:幕張メッセ
- 主催:RX Japan
- 特徴:太陽光・風力・蓄電池・スマートグリッドなど再エネ技術大集合
- 来場者数(参考):6.9万人(2025春展速報値)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主な来場者層:エネルギー企業、電力会社、メーカー、研究者
- 出展傾向:太陽光発電機器、蓄電池、EV、エネルギーマネジメント事業者
編集部コメント:
再生可能エネルギー分野の最新動向を俯瞰できる日本有数の展示会です。分野ごとに整理された展示構成により、専門領域を問わず多様な立場の来場者が得るものが多いでしょう。事前に注目分野を絞って訪問計画を立てることをおすすめします。
5. 脱炭素経営EXPO【秋】
- 開催日:2025年9月17日~19日
- 場所:幕張メッセ
- 主催:RX Japan
- 特徴:企業向けGX・脱炭素経営支援ソリューションに特化
- 来場者数(参考):6.9万人(GX経営Week全体)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主な来場者層:企業経営者、総務・施設管理者、工場長
- 出展傾向:再エネ電力、PPA、省エネ設備、エネルギーマネジメント事業者
編集部コメント:
企業の脱炭素経営支援に特化した展示会であり、実務担当者にとっては非常に実践的な情報が得られます。特に再エネ調達やエネルギーマネジメントに関心のある方には有意義な場となるでしょう。
6. 製造業カーボンニュートラル展【秋】
- 開催日:2025年9月17日~19日
- 場所:幕張メッセ
- 主催:RX Japan
- 特徴:製造業向け省エネ・カーボンニュートラル実現技術の展示
- 来場者数:数万人規模(Factory Innovation Week全体)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主な来場者層:製造業の工場長、生産技術者、設備管理者
- 出展傾向:FEMSベンダー、再エネ設備メーカー、環境機器メーカー
編集部コメント:
製造業のカーボンニュートラル化という、極めて具体的かつ緊急性の高いテーマに焦点を当てた展示会です。工場設備やエネルギー管理の視点から脱炭素を考えたい企業担当者には、実践的なヒントが得られるでしょう。
7. エコプロ2025
- 開催日:2025年12月10日~12日
- 場所:東京ビッグサイト
- 主催:日本経済新聞社
- 特徴:SDGs・脱炭素を軸とした環境総合展示会
- 来場者数:6万人超(2024年予想)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 主な来場者層:企業担当者、自治体職員、研究者、NPO、学生
- 出展傾向:多業界の環境・脱炭素ソリューション企業、自治体、NPOなど
編集部コメント:
ビジネスと社会課題が交錯する場として、長年にわたり定評のある展示会です。企業のSDGs・環境対応の潮流をまとめて把握できるため、脱炭素の動向を広く捉えたい方にも有益です。
まとめ
2025年、日本の脱炭素・GX分野はさらなる進化の年を迎えます。
現場に足を運び、リアルな技術や取り組みに触れることで、未来社会を肌で感じることができるはず。
気になるイベントには、ぜひ積極的に参加してみてください。
GX mapでも引き続き、脱炭素社会の動きを追いかけていきます!