このような動きを受け、環境、再エネ、CO2削減に対して賛同するスキームができはじめています。下図は、TCFD,SBT,RE100全てに取り組んでいる企業を環境省が取りまとめた資料です。この中の主要なスキームを示します。 最も有名なのはRE100(Renewable Energy 100)で、自社で使う電源を再エネだけで賄うことを宣言し、それを実行していく企業が参加する団体です。日本企業は現状62社参加しており、世界で2番目に多いです。RE100は主にグローバル企業が参加していますが、より取り組みやすくするために、日本版RE100として、中小企業なども参加できるRE Actionも進んでいます。 次にSBT(Science Based Targets)が挙げられます。2021年のCOP26では、パリ協定で定めた温暖化防止の世界目標を、産業革命後からの気温上昇を1.5度以内に抑えるよう、目標が見直されました。SBTは、この目標を民間企業においても追及達成すべく、CO2削減目標を定め、実際に減らすことを宣言することを支援する枠組みです。参加企業数は、日本は世界3位という状況です。 最後にTCFD(Taskforce on Climate related Financial Disclosure)をご紹介します。TCFDでは、プライム市場の企業に対し、気候変動の影響の分析、計画立案、マネジメント体制構築といった内容を、投資家に説明していくことを求める枠組みです。TCFD賛同企業数は、日本は世界1位です。 以上のように、大企業を中心として、このような再エネ推進やCO2削減の枠組みに参加する日本企業も増えてきています。